2012年1月31日火曜日

不易の校訓

2日間にわたり行われた確認テストも終わり、ホームルーム終了後、体育館やグラウンドで部活動に励む生徒の姿は元気一杯である。
 
 一方職員室では、3年生が特別編成授業の合間や放課後に、熱心に教員に質問しており、ラストスパートにかける熱意が、その横顔や後ろ姿から伝わってくる。

 「通学途中のコンビニのゴミ箱からちらかっているゴミを、通りかかった本校の生徒がきれいに片付けていた。自分も卒業生だが、そんな後輩の姿をみて嬉しく思った。」といった内容の電話を昨日いただいた。
 
 校舎内のトイレを、放課後自主的にきれいに掃除している生徒の話を、担当教員から聞いたばかりでもあり、こうした生徒の活動こそが、本校の不易の教育方針である「自主自立」の具現化だな、と、生徒のことを頼もしく思う今日この頃である。

2012年1月27日金曜日

本年度最後の面談週間

今週月曜日から行っている面談週間も今日が最後となった。放課後の教室では、担任が生徒一人ずつと、成績や進路について個別面談を行っており、窓越しに見える姿からは、真剣さがひしひしと伝わってくる。

 先週の土日には、バスケット部や柔道部など多くのクラブで新人戦県大会が行われており、柔道部が男子団体で5位に入賞するなど、日々の地道な努力が着実に実っていることはうれしい限りである。

 バスケット部や陸上部など、朝早くから練習しているクラブも多く、学習活動と部活動を両立させて頑張っている生徒には、時間を有効に使い、それぞれの目標実現を目指して取り組むよう、担任が激励をしている。

 面談を終えた生徒と廊下で会うと、一言ずつ言葉を交わしながらも、学校全体で取り組む面談週間はこれからも大事にしたいと、心の底から感じている。

2012年1月21日土曜日

土曜日の学校

今日は、1・2年生は模擬テストのため、朝から全員登校している。3年生は、大学入試センター試験の結果を受け、担任が保護者・生徒と最終面談を随時行っている。

 時間的な余裕度に差こそあれ、夢の実現に向けて取り組む姿勢に何ら変わりはなく、校内をまわっていると、静かな中にもピーンと張りつめた雰囲気が漂っている。

 教員もたくさん出勤して指導にあたっており、職員室は平日と変わらぬ状況である。

 久しぶりの雨で少し気温が高くなっている。地域で増えつつあるインフルエンザも、これで少し収まってくれるといいがと、どんよりした空を見ながら念じている。

2012年1月16日月曜日

大学入試二次試験に向けて

大学入試センター試験を終え、今日は自己採点結果報告の後、随時面談を行った。これから出願校の最終決定、二次試験対策と、気持を入れ替えて臨むこととなる。

 生徒の表情を見ていると、一段落しほっとしているものの、一か月後に迫った二次試験に向け、引き締まった思いが伝わってくる。午後、自習室や図書館をのぞいてみると、早速集中して勉強している姿が目にとまった。

 私が受験生の頃は四当五落とかいわれたものだが、睡眠時間を十分取ったうえで、集中勉強と適宜リフレッシュを繰り返しながら、メリハリをつけて一日を過ごした方が、よほど効果的である。

 明日から特別編成授業Ⅱ期が始まる。二次試験直前まで行う予定であり、最後まできめ細かな指導を続けようとする教員をしっかりと支えてやることが自分の役目だと、三度心に誓った。

2012年1月10日火曜日

表彰式への想い

年が明け、全校生徒にとっては初めての登校日であり、朝から全校集会を行った。生徒指導担当教員が、「新年を迎え、目標を定め、その実現に向かって取り組もう」と、心構えを話した後、部活動や学習活動で成果をあげた生徒の表彰となった。

 バドミントンやソフトテニス、柔道といった運動部の表彰からはじまったが、いずれも昨年10月以降の 大会の結果であり、学校としての表彰が遅きに失した感はある。私の方から、「新年を迎え、この表彰式を契機に、気持をあらたに次年度の高校総体に向け、なお一層練習に励んでほしい」、と話した。

 続いて、写真や囲碁、文芸といった文化系クラブ、読書感想文全国コンクールなど学習活動の表彰と なったが、今回特筆すべきは、読書感想文三重県審査で優秀賞受賞があったことである。

 学校司書が、生徒が利用しやすいよう、生徒目線に立って精力的に図書館の整備に取り組んでおり、こうした受賞が大いに励みになるのではと、一人ひとりに表彰状を渡しながら、うれしい気持になった。

2012年1月6日金曜日

冬至過ぎの夕暮れ

冬至が過ぎて2週間ほど経ち、日が暮れるのが遅くなったなと実感している。5時を過ぎても、校長室から眺める西の空はまだ明るく、家並みもくっきりと浮かび上がっている。

 自習室や図書室では、3年生が最後の追い込みと、集中して勉強している。日中は比較的穏やかであったが、夕方になると、さすがに少し冷えてきたのか、教室と廊下の温度差が身にしみてきた。

 一週間後に迫った大学入試センター試験であるが、過去には試験日当日に伊勢でも雪が積もったこともあり、この穏やかな日が今少し続くことを願っている。

 帰り支度をする生徒に声をかけながら、今の時期に何より大事なことは、健康管理だと訴えている。

2012年1月4日水曜日

正月あけの学校

新しい年が明け、私は本日初出勤であったが、大学入試センター試験直前模試が昨日から行われており、本番さながらの最後の対策だけに、関係教員や受験生にとっては、まさに正月返上である。

 先生方と新年の挨拶を交わしながら、正月三が日のリフレッシュ気分を一新し、改めて身を引き締める思いである。

 部活動に来ている生徒からも、校内ですれ違うと元気に新年の挨拶があり、笑顔で応えながら一言二言、言葉を交わした。

 昼休みに校長室で一息つきながら、冬休み明けの全校集会では、何を生徒に訴えようかと、自分も「学校モード」に突入している。