2012年7月6日金曜日

橋本紡さんとの交流

  橋本紡さんを本校図書館にお招きし、生徒との交流会を行った。

図書委員や文芸部員など20名ほどの生徒が、橋本さんを囲んでの座談会風の交流となった。

 生徒から、作家になろうとした動機は、とか、伊勢への思いは、といった質問が次々と寄せられるなか、一つひとつの問いかけに、流れる口調で丁寧に応えていただいた。橋本さんの伊勢の地への熱い思いが、なるほどそうなのか、と心にずっしりと響いた。


 生徒は、橋本さんの、作家としての姿勢、人生観などの「語り」に、知らず知らず引き込まれるかのごとく、聞き入っていた。

 図書館の本来の役割とはなんだろうか、と改めて考えながら、学校図書館に思いを寄せる生徒が更に増えることを期待している。今日の交流を通して、橋本さんの人間味を直に感じ、次作への期待が大いに高まった。