2012年9月19日水曜日

伝統の力

   朝、玄関のロータリー付近に来ると、合唱部の発声練習が3階から聞こえて来て、登校を心地良く迎えてくれる。中部大会(福井県開催)まであと10日ほどに迫り、毎日の練習に余念がない。部員数が50名を超えた時期からみれば、本年度は20数名と、随分減少してきてはいるが、合唱にかける熱意はいささかも衰えていない。

  昼頃、旧制宇治山田中学校の卒業生が数名、同窓誌の編集作業のため本校を訪れ、校長室にも立ち寄っていただいた。作業も佳境に入っているようであり、表情も生き生きとしている。

 
  7限目の1年生LHRは、来年度の講座登録学習となった。文系・理系の選択となることから、それぞれの適性や将来の進路を見据えた上で、慎重に科目選択するよう、教務担当者から詳細な説明があった。生徒は、資料を見ながら真剣に聞き入っていた。

  
 夕方になると、同窓会の会長・副会長会議があり、同窓生の名簿作成の準備が始まった。高校1年生から、100才を超える同窓生まで、世代を越えて「伝統・気品・知性」を語り継ぐ一助となるものと、期待は膨らむ。