2012年10月31日水曜日

面談週間

  今週は、全校一斉の面談週間である。放課後教室では、担任が生徒と進路等についての個別面談を行っている。

  一週間かけて、クラス全員と面談するため、授業は5分間短縮して行い、面談時間を確保している。2年生は修学旅行を終え、来年度の受験に向けいよいよ本腰を入れる時期でなる。1年生は来年度の文理選択の確認も兼ねており、一人ひとり時間をかけて面談している。

  11月に入ると国公立も含め大学推薦入試が始まってくる。志願者への面接や小論文の個別指導も連日行われており、自習室や演習室では勉強している生徒の姿も目立って増えてきた。

  今日は、私も校長室で生徒の面接指導にあたった。志望理由や将来の目指す姿、大学でやりたいこと等いくつか質問したが、真っ直ぐにこちらを見て、簡潔・的確に応えていた。ここに至るまでの学習と指導の積み重ねによるものであり、夢の実現に向けエールを送った。


 

  

  

  

2012年10月26日金曜日

生活安全強化週間を終えて

  今月15日から始まった生活安全強化週間も本日終えることとなる。この2週間、普段より多くの教員が、登下校時に通学路の要所に立ち、自転車シールの有無、身だしなみの点検や交通指導を行ってきた。

  最終日の今日は、さすがに指導を受ける生徒はほぼ皆無で、さわやかに挨拶を交わしながら校門を入っていった。午後になると気温も上がってきており、教室では、前後の戸を開けまま授業
しているクラスが多い。校舎内を歩いていると、教員の元気な声と、熱心に授業を受ける生徒の表情がすがすがしい。

  昼休み、生徒議会が開かれ、合唱祭について話し合われた。読書の秋まっただ中、明日から2週間、「読書週間」である。図書館入り口付近には、文学から科学まで幅広いジャンルの新作図書が並べられている。また、今日から県高校総合文化祭が県総合文化センターで開催されており、本校からは、写真部、美術部、書道部が展示部門に作品を出している。

  ルーティンワークとしての勉強に加え、文化・芸術の秋を満喫し、知識と教養、豊かな感性がしっかりと身についた確かな学力を伸ばしていってほしい。

  

2012年10月23日火曜日

修学旅行中の校内

 
  今週月・火曜日、2年生は修学旅行中であり、校内では、1・3年生がいつもどおり平常授業を受けている。昨日は1年生数学、今日は1年生理科の授業を見学したが、教員と生徒との質疑応答が活発になされており、生徒はみな意欲的である。

  一年生の教室棟には、11月に予定されている校内外のテスト予定が掲示されており、2学期中間テスト後の生徒の学習意欲を喚起している。

  また、今週にはクラブだより秋号を全校に配付予定であるが、そこには、合唱部や陸上部、バドミントン部の活躍の記録が掲載されている。陸上部は、先ほど行われた全日本ユース大会では女子ハンマー投げで8位入賞を果たしており、今月末の東海新人大会が楽しみである。

  
  目指す学校像である、「学習活動、部活動の両面で充実感が得られる学校」は、生徒一人ひとりのひたむきな努力とそれを支える教員の熱意によって成し遂げられる。放課後校内では、それぞれの教員が、3年生の個別指導を熱心に行っている。

  夕方4時、予定通り修学旅行団を乗せた飛行機が伊丹空港に着陸し、ひとまずほっとした。2年生が戻り、明後日から学校は更に活気づく。

2012年10月21日日曜日

早朝の宇治山田駅

  
 
  
  修学旅行出発の朝、集合は午前6時である。5時40分過ぎから、宇治山田駅前のロータリーには、保護者の車がひっきりなしに入ってくる。


 
  5分前には、ほぼ全員が宇治山田駅の2階団体待合室に集合した。志摩方面からの電車で来る生徒を待つ間、生徒たちは明るく談笑している。


  全員がそろったところで出発式が行われた。旅行団長の教頭が挨拶の中で、修学旅行の意義や心得について話し、その後学年主任から添乗員や看護師、カメラマンを紹介した後、最後の諸注意を行った。


 ホームに上がり、臨時特急を待つ間、生徒は生き生きと楽しそうである。

 6時45分、300名の夢と希望を乗せ列車は出発した。沖縄での体験が、忘れられない思い出となって、いつまでも記憶に残るよう願っている。

2012年10月19日金曜日

修学旅行を前に

  明後日から、2年生は沖縄へ2泊3日の修学旅行となる。本日、「旅行のしおり」をもとに、生徒はHRで、教員は引率団打ち合わせ会議で、それぞれ最終確認を行った。


  ガマや平和祈念公園、首里城などの見学、むら咲きむらでの体験学習等を予定している。
沖縄の歴史や沖縄戦についての事前学習も念入りに行ってきており、校内には啓発も込めてポスターがいくつか掲示されている。


  多くの感動と涙、驚きの体験、これらが生徒の心に響き、感性を豊かにし社会性をつけるものと確信している。

2012年10月16日火曜日

生活安全週間

  昨日から来週末まで生活安全週間である。登下校時には要所要所に職員が立ち、安全に気をつけるよう、生徒に注意を促している。

  先週末には、曽祢町交番の警察官が来校され、登下校時の不審者対策について、いろいろと説明していただいた。挨拶をきちんとすること、身だしなみを整えること、交通ルールを厳守すること、等々登下校時のこうした態度が不審者被害を未然に防ぐ第一歩となる。

  学校から近鉄宮町駅や伊勢市駅、JR山田上口駅までは、商店街や民家など町中を通るので、普段から地域の方々と何気なく触れあう中で、良い関係がつくられる。下校時、さわやかに挨拶しながら帰って行く生徒の姿をみながら、「地域との調和」をベースに、豊かな人間性を育んでいきたいと強く思った。  

  火曜日は6限で終了するので、3時30分になるとグラウンドでは早くも部活動が始まっている。
 
  3年生の教室では、公務員二次試験対策に、勢京ビジネス専門学校から講師の方に来ていただき、個別指導をしていただいている。生徒の夢の実現に向け、今日も学校は全力投球である。

2012年10月14日日曜日

心に沁みとおった合唱

 
 
 今日は、朝10時15分より、外宮勾玉池奉納舞台で本校合唱部による合唱奉納が行われた。



  数多くの大会での発表を経験しているとはいえ、多くの参拝客を前にして、このような舞台で合唱を披露するのは初めての経験であり、さすがに最初は緊張のあまり硬くなっていたようであるが、2曲、3曲と続けるうちに本来の演奏を取り戻したようで、緑の環境の中、心に沁みわたる素晴らしい演奏となった。

 
 
「涙そうそう」、「瑠璃色の地球」など4曲を続けて合唱し、観客から大きな拍手を受けて生徒の表情は満足感にあふれていた。
 
  終了後、せんぐう館や伊勢市商工会議所の担当者からお礼の言葉をいただき、生徒や顧問にはほっと安堵の感が漂っていた。
 


  
 
 
  今月末には伊勢市民病院での演奏も控えている。地域と連携しながら活動を続ける合唱部は本校を代表するクラブであり、今後のますますの活躍を期待してやまない。
 

2012年10月12日金曜日

試験あけの部活動

  本日、中間試験が終わり、昼過ぎの体育館では、生徒たちが早速練習している。試験あけでもあり、顧問の教員から見ると体の動きは少し鈍いようであるが、表情は明るく皆元気一杯である。



  2階の作法室では、10数名の茶道部員が、一人ずつ、文化部活動指導者の濱口さんからお点前の指導を受けており、一つひとつの所作にも心地良い緊張感が漂っている。
 

  今月末に行われる県高校総合文化祭の呈茶会に向け、顧問や指導者も熱が入っており、部員たちも真剣そのものである。

  この土日は、生徒も教職員も休む間もなく、英語検定や模擬試験が行われる。
 「今の時間を大切に、あたりまえの日常を、毎日精一杯に」

2012年10月10日水曜日

夢の実現に向け

  中間テスト2日目の今日、3限目終了後、ほとんどの生徒は帰宅しているが、中には電車やバスの時間の関係もあり校内に残って勉強している生徒もいる。職員室や進路指導室前では明日のテストに備え、教員に熱心に質問している生徒も見かける。

  4日間のテスト終えると、2年生は沖縄への修学旅行が待っており、オーストラリア語学研修の申込み締切も来週に迫っている。


  先週開いた豪州語学研修の説明会には、数十名の生徒が参加した。本年度で3回目となり、本校の特色ある教育活動として、すっかり定着してきた感がある。
 
 今、必死に勉強している生徒たちに伝えたい。
 「でっかい夢を持ち、チャレンジ精神を養い、そして日々努力を続けよう」

 

  

2012年10月5日金曜日

大きすぎる気温変化

  朝夕はめっきり涼しくなり、スーツ姿の制服で登校する生徒が増えてきた。制服をきちんと着こなすことが、最近増えてきている不審者被害を未然に防ぐことにつながる。今日のHRでは、「秋の生活安全週間」を予告する「生徒部だより」を配付した。

  日中は30度近くまで気温が上がり、教室の体感温度はもっと高いようである。風が通り抜け日当たりの良い教室は、カーテンの開け閉めが難しい。そんな中授業に集中している生徒の表情がとても良い。

  放課後、5時を過ぎると少しは過ごしやすくなり、来週からの中間テストに備えて、ほとんどの教室では生徒が勉強しているが、半数ぐらいの生徒が残っているクラスもある。補習や個別指導を行っているクラスもあり、8限目の授業のようでもある。

  生徒の意欲に応え支援を惜しまない教員の姿は生き生きとしており頼もしい限りである。明日からの3連休、生徒の充実した学習を期待する。

2012年10月3日水曜日

新生徒会執行部への期待

  本日昼休み、校長室において、新しい生徒会執行部に認証状を授与し、その後一人ひとりから抱負を述べてもらったところ、
  「笑顔があふれる学校にしたい」、「自分自身が勉強と部活動を両立させながら、生徒会の仕事もしっかりとやっていきたい」、「多くの生徒の話を聞きながら行事を盛り上げていきたい」・・・といった力強い言葉が返ってきた。

  全員からしっかりとした芯の強さが感じられ、まずは自分自身を鍛えながら学校をより良くしていこうとする熱意が溢れていた。生徒会活動への惜しみない支援を誓った。

  来週から中間テストが始まるため、放課後活動しているクラブは大会を控えた一部だけである。図書館や自習室では多くの生徒が学習しており、職員室前では生徒の質問に答える教員の姿がある。

  職員室前には長机と椅子が用意されており、課題や配布物の置き場兼学習用として活用されている。

  生徒同士あるいは教員と生徒との対話が活発に交わされることが笑顔溢れる学校づくりの根本である。そのためには、私自身も職員や生徒としっかりと対話をしよう。

  
    

2012年10月1日月曜日

活気ある全校集会

   全校集会後の生徒会立会演説会が終わり、最後に担当教員の計らいで、前期執行部のメンバーが前に集まった。代表して、会長・副会長から退任の挨拶があった。

 
  体育祭や山高祭の企画運営やボランティア活動への想いを話し、全校生徒への感謝の気持ちを伝え、体育館内は大きな拍手に包まれた。これに先立つ立会演説会では、後期生徒会立候補者から、「前期執行部の活動を見て自分も企画をやってみたいと思った」、とか、「前期の方の想いを引き継いでいきたい」といった内容の演説があった。

  想いは必ず受け継がれ、生徒会活動はますます揺るぎないものとなる、と力強い気持になって体育館を後にした。

  本日7限目は、全校生徒が体育館に集合し全校集会から始まった。はじめに、校長講話、続いて生徒人権委員会からの活動報告があった。私からは、「互いの個性を尊重し、相手の気持ちに配慮した行動の取れる人間になろう」、と訴えた。人権委員を代表して報告した2年生の3人は、いじめはどうして起こるのか、どうしたらみんなが楽しい学校生活を送れるか、など、具体的に人権委員会で話し合った内容を、全校生徒へのメッセージとして伝えた。

 
 本校は、多くの生徒が、互いを思いやる気持ちを持っており、楽しく、満足感あふれる学校生活を送っている。前期生徒会の終わりに際し、全校集会を持って、改めてよりより学校づくりを呼びかけたものであるが、生徒たちはメッセージをきちんと受けとめていたようである。
  その後、日本ユース選手権大会に出場する陸上部員2人の壮行会を行った。ハンマー投げで参加標準記録を突破して出場を果たした2名に対し、私と生徒会長から激励の言葉を贈り、2名から、「入賞を目指して頑張る」と力強い挨拶があった。

 
  朝、夕と毎日熱心に練習に取り組んでいる陸上部員の姿をみんなが知っており、激励の大きな拍手が沸き起こった。

 互いの気持ちを受けとめ、思いやり、成果を讃える、これこそが人権活動のベースである。地に根っこのしっかりと張った人権教育を推進しようと誓っている。