2012年11月12日月曜日

小論文と面接

 今週から国公立大学の推薦入試が順次始まる。面接や口頭試問対策も連日、校内あちらこちらの教室で行われており、私も最後に本番さながら一役買っている。

 志望の動機がはっきりしており、大学での学習に強い意欲を示している者、困難にめげず最後まで意志を貫ける者、こうした学生を大学は求めており、生徒たちには最後の確認をしている。

 美辞麗句や決まり文句をすらすらと述べるより、辿々しくも自分の言葉で真っ直ぐに主張を伝える生徒の声の方が、受けとめる私の心に深く響く。

 一年生は、7限目「総合的な学習の時間」に、外部講師による小論文学習についての講演を実施した。自分の思いや考えを具体例を使ってまとめること、など丁寧に話をしていただいた。次週はそれぞれが小論文をまとめることとなる。


  早い段階から社会の出来事に関心を持ち、自分なりの考えをまとめるよう心がけることが、夢の実現への一歩でもある。読むこと、聞くこと、書くこと、話すこと、これら言語活動の基本を大事にしたい。