2013年4月30日火曜日

連休の谷間

  この3日の連休中、多くの運動部員は、地区予選会や県大会に参加し、練習の成果を発揮した。なかでも、女子ソフトテニス部は団体戦で第3位となり、6月に行われる東海総合体育大会への出場をかちとった。

 厳しい接戦を勝ち進んでいったのは、技術力に加えて強い精神力があればこそであり、日頃の練習に取り組む姿勢や態度が優れていたからでもある。

   大会前日にテニスコートへ行った際、気持ちのよい挨拶と態度で迎えてくれた部員たちの姿を思い浮かべながら、嬉しさがこみ上げてきた。

  明日から5月、インターハイ予選がまだ続く。毎日の練習を糧とし、大会で最大限の力を発揮できるよう、運動部員には人間力を鍛え高める努力を続けてほしい。全校生徒の範となるよう。  
 

2013年4月26日金曜日

迫る大会

  明日からの連休、多くの運動クラブにとっては、本年度の各種大会の幕開けとなる県総合体育大会の予選が始まる。放課後、校内いたるところで、運動部の練習に熱が入っている。


  テニスコートでは、男女合わせて40名ほどのソフトテニス部員が、声を掛け合いながら軽快な動きを見せている。昨年度は、女子が準決勝で惜しくも敗れたもののベスト4に入り、12月の新人戦でもベスト4まで勝ち進んだ。男子は一昨年の学校対抗の部で準優勝の実績もある。明日から学校対抗の部、個人戦と試合が続く。活躍を大いに期待している。

  朝練をするクラブも増えており、陸上、硬式野球、ソフトテニスの部員たちは毎朝早くから汗を流している。部員たちは、挨拶はもちろんのこと、言動がしっかりとしており、見ていて清々しい気持ちになる。
 
 校長室には、華道部の生徒が、活花を届けてくれた。

一つの活花が、校長室の雰囲気を華やいだ気分にさせる。 
花が活けられたテーブルは、少し前、美化委員2名が、丁寧に拭いてくれたところであった。来訪者の多い校長室の環境を気遣う心が、生徒の間でつながっているのが嬉しい。 

2013年4月22日月曜日

面談週間スタート

  今週は面談週間である。HR担任が生徒と、放課後各教室で個別に面談している。
学校生活や学習の状況、進路希望などについて、生徒の話を聞きながら担任がアドバイスをしている。

  午前中は一年生を対象に胸部X線撮影があったが、内科検診や歯科検診はすでに始まっており、4月、5月は検診や検査が集中している。

  学校での検診は、自分の体のことを知る大切な機会である。また、一日の生活リズムを整え、規則正しい生活習慣を身につけることが健康管理の第一歩でもある。

  担任との面談を機に、目標の実現に向け、学校生活をより充実したものとしてほしい。

2013年4月19日金曜日

春の遠足

  朝、8時過ぎ、生徒は続々と集まってくる。学校近くの県道沿いに、短時間バスを停車していただき、学年ごとに時間をずらして出発した。最後に一学年が、8時45分に出発し、21台すべてが目的地に向かった。
 

  制服とは打って変わり、私服に個性をにじませながらも、集団行動であることを自覚した、さわやかな服装の生徒たちを見ていると、先週の着こなしセミナーが功を奏しているのかなとほほえましい気持ちになる。1年生は長島スパーランド、2・3年生は京都での自主研修となる。

 一年生は高校生活のリズムに乗ってきたところでもあり、この遠足(自主研修)を通して、友人やクラスの和を深めてほしい。


  生徒指導部だより4月号が出された。今日、気持ちをリフレッシュし、来週からまた新たな気持ちで高校生活を充実させてほしい。夢を育み、かなえるために。

2013年4月17日水曜日

クラブ登録

  今日はクラブ登録日である。新入生を対象に先週クラブ紹介を行い、すでに練習に参加している生徒もたくさんいるが、今日が正式な登録となる。

  7限目のLHR終了後、全校生徒がクラブごとに各教室に分かれて集まった。プラチナホールでは、吹奏楽部員が続々と集まり、35名ほどの人数となった。部長の司会のもと、上級生から順に自己紹介が和やかな雰囲気ですすめられた。


  音楽室では、20数名の合唱部員が集まっており、こちらは新入生から自己紹介がすすめられていた。入部のきっかけや趣味など、時には笑いも誘いながら、すっかり溶け込んでいる雰囲気で話していた。


  音楽系の両クラブは、学校行事をしっかりと支え演出してくれる頼もしい存在である。新メンバーが加わり、さらに充実した活動が展開されることを期待している。  


2013年4月15日月曜日

文芸部活動への期待

  放課後、2名の文芸部員が、本年度第一号の部誌・夢書人を持って校長室にやってきた。新入生歓迎号でもあり、短編小説が3編と川柳、それにオーストラリア旅行記が掲載されている。

  新入生のクラブ紹介・クラブ登録を明後日に控え、充実した内容になっているようである。オーストラリア語学研修の体験記はこれからも続くようで次号以降も楽しみである。
 
 
  今日は午後から、語学研修をサポートしていただいた業者の方も交えて、成果と課題の検証を行った。現地校の先生からは、生徒の研修の様子は大変良かった、来年もぜひ受け入れたい旨の話があったとのことである。

  自主自立の精神を養い、人間力を高める・・・この目標に向かって、生徒は確かな歩みを続けている。
  


2013年4月12日金曜日

受験に向けて

 本日6限目、3年生は体育館で進路ガイダンスを行った。
 進路担当者より、大学受験の概要や手続き等の事務処理について、資料をもとに詳しく説明された。

  模擬試験受験の際の心構えや諸注意についても話しがあり、生徒は真剣に聞いていた。5月の連休から模試が始まるが、本番さながらの緊張感を持って臨むことが何より大切である。

  山高カレンダーも出来上がっており、年間行事予定がびっしりと組まれている。




  新年度が始まり一週間が過ぎた。とても長く感じられたが、生徒にとってはあっという間に過ぎたのではないだろうか。
 
  一日一日を大切に、その先にある輝く未来を信じて。

2013年4月9日火曜日

対面式と着こなしセミナー

  体育館に先に整列した2・3年生が、入場する新入生を拍手で迎え、対面式が始まった。生徒会長の歓迎の挨拶、新入生代表の挨拶、生徒会執行部による「山高の一年」のスライド上映と続いた。


  その後、新入生の質問タイムが設けられ、司会者の問いかけに、4人の新入生が元気に手を挙げ、「勉強と部活動の両立はどうすればよいですか」とか、「山高の学校生活はどんな感じですか」と質問していた。答弁者も挙手でつのり、上級生から機知にとんだ答えが返ってきた。

  一年担任への質問コーナーの後、代表者から花束贈呈があり30分間があっという間に過ぎ去った。

 
  4限目には、明石被服興業から橋本なつみさんを講師としてお招きし、全校生徒を対象に着こなしセミナーを開催した。

  

  私服と制服の違い、オンとオフ、山高の制服の特徴、制服の着こなし、等々、はきはきとした口調でわかりやすく話していただき、生徒は熱心に聞き入っていた。より高い品格の向上を目指し、TPOをわきまえた行動がとれるよう日常的に生徒指導にあたっており、今回のセミナーは、まさに身だしなみや服装について考えるよい機会となった。
 

  最後に大きな拍手が送られセミナーが終わった。
  午後の課題テストで放課となったが、新入生にとっては、盛りだくさんの体験をした一日となった。心身をリラックスさせ、また明日から一歩ずつ前進である。

2013年4月8日月曜日

輝く未来への一歩

  午前中は着任式、始業式、大掃除(兼入学式式場準備)と慌ただしく過ぎ、午後2時から入学式を行った。12時30分過ぎから、週末の風雨のためすっかり葉桜となった山高坂を車が次々と上がってきており、1時を過ぎると、狭い校内は車で埋め尽くされた。

  式辞の中で、「何のために学ぶのか目的意識を明確に持つことが大事である。HR活動や部活動、委員会活動を通して人格を高めるとともに、仲間づくりをすすめ、互いを思いやる気持ちを持ちながら好ましい人間関係を築き上げていってほしい。」などと、新入生に訴えた。

  来賓祝辞では、PTA代表の方や同窓会長から、「学校と連携を密にして、教育活動を支援していきたい」と、大変ありがたいお言葉をいただいた。

  まさに、PTAと同窓会は学校のよきパートナーであり、学校の教育活動を支えてくれる両輪でもある。祝辞を拝聴しながら、今後も両者との連携を大事にし、新入生が「山高からの人」へと成長していくよう、精一杯支援していくことを誓った。

2013年4月5日金曜日

豪州から届けられた絵

  オーストラリア語学研修の現地研修受け入れ校である「ヘンリー・ケンダル・ハイスクール」のアンドリュー校長先生から、本校へと自作の絵画をいただいた。 
  生徒たちは、ホストファミリーに温かく迎えられ、ハイスクールでも充実した日々を過ごし、大きく成長して帰国したようで、現地での別れの際の感極まる様子も、引率教員からうかがった。

  来週から、いよいよ新年度が始まる。オーストラリアでの体験談を、この絵を囲みながら、生徒から早く聞きたいものである。

  週末は荒れ模様のようで、今が満開と咲き誇る桜の行方を気にしながら、心機一転、始業式を迎える準備に余念がない。

2013年4月4日木曜日

初々しい制服受領

  今日は朝から、新入生が制服受領のため、一人で自転車に乗って、あるいは保護者と一緒に車で、次々と学校を訪れる。

    生徒玄関前では、生徒指導や一学年担任の先生方が、登校してくる新入生を笑顔で温かく迎えていた。


  まさに春の陽気であり、山高坂の桜も満開、校内の同窓会記念碑周りの花壇も、春の色に染められそうな兆しがある。


  新年度の時間割編成も出来上がったようであり、明日は入学式の細部について打ち合わせを行う。校内をまわりながら、毎年この時期になるとなにかしら胸が熱くなる思いがするのを感じている。

2013年4月2日火曜日

新年度スタート

  新年度が始まったとはいえ、生徒にとっては春休み中であり、実質的には4月8日がスタートとなる。今日も、朝から、グラウンドでは野球、陸上、サッカー部が元気に活動している。

 

  正門前のこの急な坂道を、まもなく新入生が歩いて、あるいは自転車押しながら、息をきらして登校してくる光景が見られる。

  校内では、教室の整備や時間割編成等々、着々と準備が進められている。明日は、新2、3年生のクラス発表となる。

  気分を新たにし、新学年のスタートが切れるよう、願ってやまない。