2013年8月30日金曜日

猛暑の中の学校

  今日は、朝から気温が高いうえに風もなく、小高い山の上にある本校も、不快指数が高い。歩いて、あるいは自転車を押して、急な坂道を上がって登校してくる生徒たちの表情は、さすがに苦しそうである。

  お白石持ちによる交通規制のため、今日は、スクールバスも少し離れた国道沿いに止まったこともあり、歩く距離が長くなったが、何とか全員始業には間に合った。

  午後になると蒸し暑さがさらに増してきて、陽当たりの良い窓側一斉に締め切られたカーテンが、室内のエアコンとともに猛暑に対抗している。
   
 体育館はさらに厳しく、授業の合間に給水機の前で水分を補給している生徒の姿が見られる。

  保健室前の掲示板には、生活リズムを整え、「早寝早起き朝ごはん、身体をしっかり動かそう」と、生徒に促している。環境変化に対応して、体調と健康の管理をしっかりとしよう。

2013年8月27日火曜日

生徒会への期待

  本日放課後、生徒会執行部の7名が、夏休みの東北ボランティア活動の報告ため、校長室に来てくれた。

  午前中には、学校を代表して生徒会長が県庁で知事報告を行ったので、その感想も伺った。短い時間ではあったが、現地での体験から得たものをしっかりと伝えられたようである。

  

  一人ずつ感想を話してもらったが、中には、昨年に続いて2回目の生徒もいて、活動をとおして仮設住宅で暮らす人たちのつながり・絆が強くなっていると実感したようである。

  被災した人たちからいただいた、「ありがとう」の言葉や、想いを風化させたくないといった言葉が、ずっしりと心に響いた、と語ってくれた。

  今回の体験から学んだことを、文化祭で全校生徒にどう伝え、訴えていくか、しっかりと話し合い考えてほしいとお願いした。

2学期初日の光景

 朝、全員で中掃除の後、体育館で始業式を行い、その後、表彰式、全国大会壮行会と続いた。

 始業式の挨拶では、ルーティーンワークに加え、夏休みだからこそ取り組めた貴重な体験で得たものを大事にしながら2学期も意欲的に活動しよう、と呼びかけた。

  また、「互いの多様な個性を尊重しよう」、「自らの体験活動や主体的な取組で学んだことは、しっかりと身についている」、「土台をしっかりと固めながら、世界的な視野を持とう」など、具体的な例も交えながら訴えた。

 壮行会では、私と生徒会長からの激励の後、陸上部の代表から、力強く決意が述べられた。

 4限目からは、課題テストを行ったが、夏休みの学習成果を発揮する場でもあり、どの教室も張りつめた雰囲気の中、黙々と取り組んでいる生徒の姿が印象的であった。 

2013年8月23日金曜日

夏休み最後の週末

  今日で夏季課外は終了し、来週から2学期が始まる。担当した職員、休まず出席した生徒には、心の底から「お疲れ様でした」と伝えたい。

  始業式後には課題テストもあるので、生徒は課題の確認・点検など、この週末は夏期学習も大詰めとなる。
  
  午後6時過ぎ、校内を回ってみると、課外や自習の後の教室はひっそりとしており、部室前では、クラブを終えた生徒が帰り支度部室をしていた。

  終わってみれば、あっという間に過ぎ去った夏休みであったが、密度の濃い学習や部活動に取り組んできた生徒たちには、9月はまさに「実りの秋」となる。

  

2013年8月14日水曜日

お盆の学校

  3年生の夏季課外はお盆返上で今日も続けられており、講義室や自習室のクーラーはフル回転している。

  猛暑は今日も続いているが、午前中の体育館では、部活動の生徒たちが暑さをものともせずボールを追っている。
  保健室前の掲示板では、熱中症に気をつけるよう呼びかけられており、生徒はこまめに水分補給をしている。


  自習室では、毎日、お互いの姿を見ながら、熱心に勉強に取り組んでいる生徒たちがいる。
  夕方、少し気温も下がり、心地よい風も出てきたようである。元気に下校していく生徒たちを、「今週の名言」に想いをはせながら、「今日も一日お疲れさま」と見送った。

2013年8月13日火曜日

伝統の絆

  日曜日、本校同窓会の総会・懇親会が開かれた。

  20代から90代まで、実に幅広い年代の同窓生が集まり、世代を超えて語り合い、校歌を歌い、交流を深めていた。


 
  まさに「プラチナの笑顔」で絆がいっそう深まったようである。

  同窓生による講演に始まり、総会、懇親会と続いたが、途中招待された恩師からのメッセージもあり、実に盛りだくさんの中味の込められた企画であった。

  伝統の重みを肌で感じた一日であったが、この伝統を強みとして学校経営のさらなる改革を進めていきたいと心に誓った。

2013年8月9日金曜日

熱いキャリア学習

 1学年の大学オープンキャンパスへの参加、今日は、7日に続いて名古屋大学である。朝、7時20分、30数名の生徒が、引率教員2名とともにバスで出発した。

  昨日は、京都大学のオープンキャンパス(2日目)に、生徒120名が参加した。10時過ぎに着いて、受付を済ませた後、広い大学構内を見学し、その後、学部ごとの説明会やキャンパスツアーに参加した。

  京大のシンボルでもある時計台の見学ツアーも行われていた。

  復活した猛暑の中でのオープンキャンパスであったが、大学を肌で感じ進学への意欲をかきたてられたようである。この熱い思いを大切に持ち続けてほしい。

2013年8月5日月曜日

生徒の活躍

  今日、生徒会執行部のメンバーが、生徒会顧問とともに岩手県久慈市・山田町との交流と支援、ボランティア研修に出発した。現地での活動や体験で得たものを、防災・避難訓練や文化祭で全校生徒に伝えてくれることを期待している。

  写真部は、今夏の第37回全国高校総合文化祭写真部門に5名が県代表として参加したが、うち1名が奨励賞を受賞した。4年前には最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞したが、それ以来の全国入賞であり、全国大会常連の伝統校として面目躍如たるものがある。

  吹奏楽部は、8月2日の三重県吹奏楽コンクール高校B編成の部で、昨年度に引き続き見事に金賞を受賞した。一年生部員が多く、今後の活躍が楽しみである。

  8月は、音楽系の各種大会、インターアクトの年次大会(岐阜県)などが予定されており、多くの生徒が参加する。この暑い夏を、「思いっきり」過ごした体験が、貴重なものをもたらしてくれると信じている。

2013年8月1日木曜日

歓迎の合唱演奏

  全国高校教頭会研究協議大会における歓迎公演、本校合唱部が、やなせ たかしさん作詞の「愛する歌」より、「誰かが小さなベルを押す」や「ひばり」など3曲を続けて演奏した。
 

  本番前のリハーサル室での練習にも熱が入っており、緊張感が漂っていた。舞台に整列し、少しりラックしたあと、幕が開き最初の演奏となったが、表情豊かに見事なハーモニーを奏でていた。ここ一番での集中力はさすがである。




  続いて、本年度のNHK全国学校音楽コンクールの課題曲「ここにいる」や、「Ave Regina coelorum」の2曲を披露した。

 演奏終了後、大きな拍手に包まれる中、全国から伊勢市に来ていただいた教頭・副校長先生たちに、生徒の「歓迎の想い」は確かに届いたと、客席で感慨に浸っていた。