2013年10月31日木曜日

秋深まる

  2学期面談週間も今日が最終日である。放課後、教室では担任が個別面談をしている傍ら、演習室や会議室では、小論文や面接指導が行われている。

  国公立大学の推薦入試を中心に、私大や短大の推薦入試への対応に教員は精力的であり、私も、その一員として面接指導を行っている。

  志願理由書に自分ならではの明確な主張が書かれており、読んでいてはっとするものがあるか、具体的な事実に基づきしっかりとした受け答えができているか、生徒と対話しながら、生徒の気づきを大事に指導を重ねている。

  部活動に集中している生徒の姿に、一気に暮れる深まる秋を恨めしく思いながら、地道な練習の積み重ねや、面談・指導の結果を明日への飛躍につなげていくことを期待している。

2013年10月28日月曜日

九州を旅して

 10月23日、宇治山田駅を出発し鹿児島へ、そして25日には大宰府から博多駅を経て伊勢市へと、2泊3日の修学旅行も無事終えることができた。

  一日目、桜島では火山灰に見舞われることなく、ガイドさんの説明を適宜聞きながら、薄曇の空の下、南岳をバックにクラス写真を撮影した。 


  2日目、知覧では、特攻兵士の像とゼロ戦の前でクラス写真撮影、その後、講話を聞き、三角兵舎などを見て回った後、最後に平和会館をじっくりと見学した。

 
 若き兵士の想い、平和の持つ意味など、多くの重い何かを感じ取ったことと思う。知覧へと向かうバスの車中で、そして知覧を後に熊本へと向かう車中で、特攻兵士と地元との様々な交流の話など、ガイドさんの詳細な説明に胸を熱くしながら、聞き入っていた。
 3日目の朝、小雨が降る中大宰府へ、参拝する頃には雨も上がり、九州国立博物館を見学した後、博多駅から帰路についた。


  旅行前の結団式では、学ぶこと、良く遊ぶこと、そして和を大事にすることの3つを訴えた。一人ひとりがどこまで達成できたか、事後の学習に期待するところ大である。





2013年10月22日火曜日

修学旅行前日の光景

  2年生は明日、九州への修学旅行に出発する。今日は、3限目、体育館で最後の事前指導を行った。

  はじめに、私(団長)から、平和学習の意義等、修学旅行に期待するものについて話した。その後、団体行動訓練となったが、写真隊形など速やかに行動し、10数秒で整列できていた。


  知覧特攻平和会館のDVDを視聴し、学年主任からの総括的な話で締めくくられ、HRへと移った。

 
  学徒出陣から70年、知覧から出撃した若き隊員たちの想いに静かに耳を傾け、平和の持つ意味について、真剣に考えることを願っている。

2013年10月21日月曜日

夢の実現に向けて

  3年生の教室棟は、放課後も活気づいている。今日は、7限終了後、課外授業が行われている一方、公務員試験一次合格者4名を対象に、特別講座も開かれている。
 
  地元の勢京ビジネス専門学校から講師をお招きし、二次に向けた指導をしていただいた。ここ数年、継続して来ていただいており、生徒は真剣な表情で指導を受けている。

  先週末、名古屋で行われた日本ユース陸上選手権大会女子ハンマー投げで、本校生徒が3位に入った。自己ベストを更新しての入賞である。今朝、生徒玄関前で見かけたので、「よくやったな」と声をかけたが、さわやかな表情でさらなる精進を誓っていた。

  学習でも部活動でも、目標を明確に持って取り組む生徒の姿は美しい。
  

2013年10月18日金曜日

秋の花

  色とりどりの菊が活けられており、校長室が一気に華やいだ。

  放課後、華道部の生徒が、まさに季節の花を香りとともに届けてくれた。古来、重陽の節句には欠かせない花であり、そういえば、先週は重陽の節句だったなと思いだした。

  来月には近畿高校総合文化祭が本県で開催され、本校からも文化部の多くの生徒が参加する。合唱部が練習する歌声が、静かに深く響いている。
 
  文化の香り漂う校内で、豊かな感受性が養われることを期待している。

  

2013年10月17日木曜日

秋本番と制服

  朝夕めっきりと涼しくなり、日中も過ごしやすくなった。まさに秋本番といったところである。7限授業を終え、家路を急ぐ生徒の制服は冬用一色である。

  国公立大の推薦入試が来月から始まる。放課後、個別の指導に、教える教員も受ける生徒も熱が入っている。

  そういえば、先日、一年の国語の授業を見学した際、夏目漱石の「夢十夜」の第六夜について、運慶の芸術作品が今日まで生き延びる理由など、味わい深く鑑賞していた。

  思考力や応用力、記述力は、こうした日常の授業を通してしっかりと身につくものであり、これから受験に挑む生徒には、今こそしっかりと土台を固めてほしいと願っている。

  今日は、豆名月とも呼ばれる「十三夜」、十五夜同様、ゆっくりと観賞する心のゆとりもまた、大事である。

2013年10月16日水曜日

台風一過

  大型台風の影響で、今朝は伊勢志摩地方に暴風警報が発令されていた。朝、校内を回っていると、廊下のあちらこちらで水がたまっている。吹きつける風雨により壁のクラックから水が漏れ出てきたようである。

  9時20分頃警報が解除されたため、始業時間を繰り下げて、午後1時からの授業となった。通学範囲が広いので、全員が登校するまでかなりの時間を要する。

  10時過ぎ、教室棟を歩いてみると静まり返っていたが、教室では、早く登校した生徒が熱心に自習している。

  昼になると、校舎内には強風とともに強い日差しが差し込んできた。体制が整い、午後の3時間、平常の授業が行われる。修学旅行を一週間後に控え、2年生のLHRでは事前学習も大詰めを迎えている。祈るは天候ばかりである。
  

2013年10月11日金曜日

試験終了後の校内

  蒸し暑い日は、今日も続く。今日で中間テストが終わり、午後になると、体育館やグラウンドでは、運動部員が活動している。

  作法室では、外部指導者の方が熱心に指導していただいており、茶道部員たちの立ち居振る舞いにも緊張感が漂っている。
  第2回全国高校生伝統文化フェスティバルでの「交流呈茶」への参加が決まっており、近畿高校総合文化祭も来月に控え、練習にも熱が入っている。

  スポーツと文化の秋、生徒たちの活動の様子を見ながら、蒸し暑さを吹き飛ばし秋本番が訪れることを願っている。

2013年10月9日水曜日

2日目の試験

    試験は12時に終了したが、午後、教室に残って勉強している生徒たちが結構いる。明日はどの学年も数学があり、熱心に問題を解いているようである。

  昼過ぎには、第九をうたう会の事務局長さんが、12月23日の「うたう会」への協力依頼に来校された。本校合唱部とOBが毎年参加しており、恒例の行事である。いつもと変わらず、依頼に来られる局長さんと話をしながら、こういうつながりを大事にしていきたい、と想った。
  
  一年生の教室棟の掲示は、パスカルの「パンセ」から引用した格言である。「パンセ」は、まさにパスカルの格言集である。

  私も、「考える葦」となり、絆や伝統の重みを胸に、襟を正して学校経営に邁進しようと固く誓った一日である。  

2013年10月7日月曜日

中間テストを明日に控えて

  明日から中間テストが始まるが、台風の行方が気になるところである。放課後遅くまで残って、教員に質問している生徒が見られるのはいつもの光景である。

  夕方、5時過ぎ、校内を回っていると、多くの教室で生徒が数名残って熱心に勉強している姿が目につく。自転車置き場付近では、帰り支度を急ぐ生徒から、「こんにちは」と元気な声で挨拶がある。

  生徒の、生き生きとした表情こそが、学校活性化の原動力だな、と感じながら、こちらも思わず笑顔で対応している。

  この週末に開催された「三重県高等学校産業教育フェア」のスローガン、「輝け、笑顔あふれるスペシャリストたち」の精神が、普通科高校でも日常的に具現化されているのは、嬉しい限りである。

2013年10月4日金曜日

後期生徒会スタート

  今日の昼休み、校長室にて、後期生徒会役員選挙の当選者、一人ひとりに認証状を手渡した。
  その後全員から、これから取り組んでいきたいこと、活動への抱負などを述べてもらった。「まずは、自分たちの顔を覚えてもらえるように頑張る」、「企画段階から、多くの生徒の意見を聞いていく」、「地域の清掃活動などボランティア活動も、自分たちが企画して積極的に取り組んでいきたい」、等々、一つひとつの言葉に意欲が滲み出ていた。

  そしてなにより、明るい表情と、しっかりと前を見つめる視線が、とても力強く感じられた。


 9月末、前期生徒会役員が、始業前に震災復興支援の募金活動をしていた。旧制中学校創立の精神である「自主・自立」が着実に後輩たちに受け継がれていく、これこそが、伝統のなせるわざかな、と嬉しい気持ちになった。